50代向きのレディースファッション

ベーシックカラーを重視して、コーデは3色以内にまとめる

50代は、体型も丸みをおびて、肌色もくすみがちなお年頃です。若い頃に似合っていたベージュやパステルカラーがぼやけて見えてしまうことも多いでしょう。そんな50代のコーデの強い味方となるカラーは、黒、紺、白、茶色などのベーシックカラーです。コーデに取り入れることで、落ち着きのある大人の装いに変身できます。ポイントは、小物などのアイテムも含めて、全体のカラーを3色以内に抑えることです。3色以上のカラーは、全体の色のバランスが崩れて野暮ったく見えます。次に、インナーには淡い色、アウターには濃い色を使ってコーデすることです。肌色をきれいに見せてくれる白や淡いグレーやベージュなどを取り入れて、アウターのジャケットやコートに黒を使って、メリハリのあるカラーコーデをすれば、簡単に全体のバランスが取りやすくなります。

後姿を意識して体型に合った物をチョイス

出かける前に全身を前からチェックすることは欠かさないのに、人から一番見られている後姿をチェックしていない人もいるのではないでしょうか。加齢により体型が崩れ始める50代は、後姿が年齢を隠し切れないところでもあります。最新のトレンドや細見え、若々しいコーデだけに重きを置きすぎて、気づけば下着のラインや二の腕のたるみなどが目立つ後姿になっていることがあるかもしれません。50代向きのファッションの2つ目のポイントは、年齢を重ねるごとにサイズ感を意識して、自分にピッタリな物を選ぶことが大切です。自分のサイズ感が分からない人は、試着してみて、全身コーデを鏡で見ることや、第三者に客観的に見てもらうと良いでしょう。サイズが合っていれば、ヒップや二の腕なども上手に体型カバー出来ているはずです。